終末期におけるリハビリテーション~はじめに~
こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。
先日「藤田さんは終末期の方に何をしているのかよくわからない」と言われました。
終末期・緩和ケア分野のリハビリテーションがまだまだ発展途上なのだなぁということをひしひしと感じました。
来年、勉強会を開くそうです、藤田が何をやっているのかの。
かなり尖ったことをしている実感はあるのですが、発信をしないといけないというのも事実です。どこまで理解されるかの不安はありますが…
過去の記事では思いつくままに色々と散文的に書いてはおりましたが、
良い機会なのでまとめてみたいと思います。
終末期患者様における藤田の行っているリハビリテーションの目的
(以下リンクに飛びます)
思いつく部分をざっくりというとこの8つかなぁと思います。
そして終末を迎える患者様に対してのアプローチは主に
上の3つがメインになってきます。
- 関係性の再構築
- 自己分析の促し
- 身体機能の再認識
この3つです。
正直、後の5つはおまけです。
そしてリハビリからの働きかけという面では大したことしていません。
私が何度も記事にしている「患者様の選択と、関係性の構築」ができれば大枠はできます。
逆に言えば上3つができなければいつまでたっても患者様にリハビリは提供できません、そして医療者はいとも簡単にバーンアウトしてしまいます。
次回からしばらくはこれらについてまとめたものを1つずつ説明していきたいと思います。
藤田
終末期リハビリテーション講習会情報はこちら↓
kanwakea-fujita.hatenablog.com