終末期リハとはなんなのか?というテーマで話をしました。
こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。
先日、新しい職場内で「終末期リハとはなにか?」というお話をさせてもらいました。
現在の職場に転職して2ヶ月もたっていない新人ですが、私の「死の臨床家」としてのキャリアを高く評価していただけたこと、
そして死の分野でリハビリが何ができるのか、興味を持っていただけたことがとてもうれしかったです。
私もこうやって自分のキャリアや役割について職場内で勉強会という形で話すことはありませんでしたので、気合を入れてがんばりました。
以下要約
Q.終末期リハビリは何なのか?
リハビリテーションとは「復権」であり、終末期における復権とは
「その人らしく生きて、その人らしく死ぬ権利の回復」である。
Q.特別な技術が必要なのか?
行うことは既存のリハビリテーションの内容と同じ、介入の要素の比率が違うだけ
Q.終末期に携わる上で必要なものは何か?
リハビリとして必須な技術はありません、しかし「他人の死」に対してどのように自身の心情が変化するのかを(平たく言うと『何が悲しいのか?』)を知らないとバーンアウトの可能性が増大する。
いつも藤田が言っていることですが、大まかにはこんな内容の話をしました。
新しい職場で終末期リハの役割と価値が広まることを祈りつつ、日々業務を行いたいと思います。
死の臨床に興味のある方は4月29日に意見交換会を開催いたしますので、ぜひどうぞ。
kanwakea-fujita.hatenablog.com
皆様にお会いできることを楽しみにしています。
藤田