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【講習会毎月開催】終末期・緩和ケアを専門とする作業療法士のブログ~死について、もっと前へ…~

終末期・緩和ケア分野で働いている作業療法士の藤田と申します。日々の臨床で感じること、思ったこと今までの経験などを書き記していきたいと思います。終末期リハビリはまだまだ始まったばかりの分野です、意見交換できれば幸いです。

終末期医療に携わる者の根幹

こんにちは終末期・緩和ケア作業療法士の藤田です

 

今回は患者様との介入の中で、まず心がけなければならないことについて、藤田の私見を書いていきたいと思います。

 

キーワードになるのは「他者の理解と存在の肯定」

 

・・・そう書くと宗教的な文章に感じられるかもしれません。

 

宗教的な意味合いとは少し異なります

 

非常に簡単に言うと「障害の有無・宗教・思想・信条・生き方・趣味・嗜好・家族関係・他者への意識のむけ方等…」

全てのことに対して肯定をする必要があるということです。

 

重ね重ね言いますが宗教的な物とは少し意味が異なります。

 

「全ての人にやさしくする」そういうことでもありません。

 

ここでいう「肯定」というのは、Th自身の枠を超えたもの、超えている可能性のあるもの、平たく言うと「個人が差別意識を持っているもの」全てになります。

 

人間的な目線で言えば

「同性愛」「トランスジェンダー」「精神疾患」「我儘」「暴力」「虐待」「家族関係」「自殺」等がそういった意識に上りやすい印象を感じます

作業療法士・看護師等の医療者目線で言えば

「転倒」「暴言」「暴力」「家族関係の欠如」「認知症状による異常行動」「帰宅欲求」「病院内ルールを守らない」も含まれます。

 

終末期医療に携わる療法士の根幹として何を学ぶべきかというと

「マッサージの方法」でも「適切なコミュニケーション」でも「深い医療的知識」でも「信頼される話術」でもありません

 

それら技術を身に着けるための根幹として内面に対しての評価が必要になります。

 

「自身がどういったところで差別的な考えや、他者を押さえつけてしまおうとしているのか」というThの内面と向き合い、きちんとフィードバックすることです。

 

それができないとどうなるかというと

燃え尽き症候群バーンアウト)となります。

 

小手先の方法でできた気になるのではなく、まず自身に目を向けること、それを最優先で行ってください。話はそれからです。

 

次回はそれらがなされなかった際のバーンアウトについて、そしてなぜ同じ医療職でありながら、終末期医療を嫌う医療者がいるのかについて

 

藤田の私見を書きたいと思います。

 

 

藤田

 終末期リハビリテーション講習会情報はこちら

kanwakea-fujita.hatenablog.com