読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【講習会毎月開催】終末期・緩和ケアを専門とする作業療法士のブログ~死について、もっと前へ…~

終末期・緩和ケア分野で働いている作業療法士の藤田と申します。日々の臨床で感じること、思ったこと今までの経験などを書き記していきたいと思います。終末期リハビリはまだまだ始まったばかりの分野です、意見交換できれば幸いです。

ご家族様のスピリチュアルペイン

リハビリテーション 作業療法 終末期 スピリチュアルペイン ナラティブ 終末期リハビリ 緩和ケア 終末医療

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です

 

深い鎮静がかかった中での介入をした際、同席されたご家族様がつぶやきました。

 

「父が亡くなった時、服を着せようとしたら、まるで蝋人形のようにカチカチでまるでモノのようだったことがすごくショックだった。母もそうなるのではないか?」

 

リハビリとして簡単なマッサージ方法を伝えたところ、ご家族様は負担のない範囲で行っていただいたとのこと

 

そして伝えた翌日に逝去されました、ご挨拶に伺った際には「母にはちゃんと服を着せることができました」と話されておりました。

これが「治療」かどうかはわかりませんが、少なくともご家族様のスピリチュアルペインに対してリハビリテーションでフォローができたという良い経験になりました。

勿論、マッサージを伝えたことでご家族様の力になれたとは思っておりませんし、もしかすると迷惑なことをしただけかもしれません。

 

しかし、話していただけたことに感謝でした。

 

終末期医療において「家族」へのアプローチというのは様々な関係性によって変化すると思いますので、安易に介入するのはご法度なのかもしれません。

今回の介入で改めて家族へのフォローについて考えることができました。

患者様から学ぶことは非常に多いです。日々経験ですね。

 

藤田

 終末期リハビリテーション講習会情報はこちら

kanwakea-fujita.hatenablog.com