読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【講習会毎月開催】終末期・緩和ケアを専門とする作業療法士のブログ~死について、もっと前へ…~

終末期・緩和ケア分野で働いている作業療法士の藤田と申します。日々の臨床で感じること、思ったこと今までの経験などを書き記していきたいと思います。終末期リハビリはまだまだ始まったばかりの分野です、意見交換できれば幸いです。

【3月18日追記あり】終末期・緩和ケアリハビリテーション講習会④ ~死生観について考える会~ 3月26日

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 【重要】 3月の講習会の日時・会場が変更になります。参加を希望されている方は改めて以下の申込フォームよりご連絡お願いします。メールを確認次第改めまして会場についてご連絡いたします。前回・前々回の講習会…

「おじいちゃんの定義」とは?

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。本日患者様と話していたらとても興味深いことをお話し下さいました。 「自分は今70前なんだけれど、この年齢が一番きついんじゃないかと思っている。」 「ゴルフが好きだったし、元気になったらまたしたいなぁと思…

デスカンファレンスに参加しました③

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。少し遅くなりましたが、先日、デスカンファレンスに参加させていただきました。 下の記事で言っていたやつです。 kanwakea-fujita.hatenablog.com 私自身今回の患者様とは4年ほどのお付き合いでして、色々と感慨深…

講習会情報 終末期・緩和ケアリハビリテーション① 初回面接法 ~生きる希望を取り戻すスピリチュアルケアを取り入れた3-STEP~

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 今年から講習会の毎月開催を考えております。 隔月で過去の講習会のリピート開催と新規講習会・意見交換会を実施する予定です。 2月は好評いただきました第一回講習会のリピート開催です。 終末期・緩和ケアリハビ…

終末期リハビリテーション講習会③~自己実現・自己実現についての捉え方~ご参加ありがとうございました。

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 先日1月29日 上尾にて 終末期・緩和ケアリハビリテーション講習会③~自己実現・自己実現についての捉え方~ を行いました。 kanwakea-fujita.hatenablog.com 今回の参加者はPT1名 OT1名 そしてOT学生が1名と…

デスカンファレンスに参加します。

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。本日スタッフの方から連絡がありました。 私が長くお世話になり、先日亡くなられた患者様について、来週デスカンファレンスに参加させていただくことになりました。誘っていただけたことを大変うれしく思いました。…

終末期・緩和ケアにおけるリハビリテーション講習会情報一覧

過去の講習会及び今後の講習会予定です。過去に行ったものも希望がございましたらリピート開催したいと思いますのでご連絡ください。 FB はこちらから https://www.facebook.com/profile.php?id=100009937009285&ref=br_rs 【最新講習会】 最新講習会は2月…

医療者間の信念対立についての雑感

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 ここ最近、色々なことについて考えることがありました、モヤモヤしている部分もあるのですが、筆を執りたいと思いました。 医療者間の信念対立について ここ最近患者様との関わり方について「感情が伴うスタッフと…

【講習会情報】「自己実現へのアプローチ」 終末期リハにおける「自己肯定」「自己実現」とは何か?

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。12月に入りました、寒くなりますが、皆様ご自愛ください。さて、次回講習会の日程が決まりましたので報告します。 終末期・緩和ケアリハビリテーション③「自己実現へのアプローチ」~終末期リハにおける「自己肯定…

「最期の時間にみんなで写真」その時間は誰の為?

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 先日、長きにわたりお世話になった患者様が逝去されました。 私が今の職場に入社してすぐに関わり、退院から終末まで、関わらせていただいた方でした。 私自身が講習会をすること、その方とのリハビリのエピソード…

講習会へのご参加ありがとうございました

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。先日10月30日に第2回講習会が開催されました。 kanwakea-fujita.hatenablog.com 参加者はOT2名 PT1名 Dr1名の計4名 終末期リハビリについて興味のある方が増えることはとてもうれしいですし、同志が増える…

終末期医療と作業

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 10月に入りました。 30日には講習会があります。ご興味のある方は是非ご参加ください。 kanwakea-fujita.hatenablog.com ふと、自分の臨床において、所謂「アクティビティ」を使うことって少ないなぁと感じま…

終末期・緩和ケアリハビリについてまとめてみました。

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。10月の講習会に向けて準備の真っ最中でございますが、嬉しいことに。 職場の緩和ケア病棟のNs向けに終末期リハについて講義の依頼が来ました。 テーマは「終末期におけるリハビリテーション」 終末期リハの行うべき…

【講習会情報】終末期・緩和ケアにおけるスピリチュアルケアを取り入れたリハビリテーションアプローチ~ナラティブ超入門~

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 さる9月4日初回面接についての講習会を行いました。ご参加いただいた皆様…誠にありがとうございました。 ロールプレイを交えながら、「患者様のリアルな感情」を感じていただければ幸いです。 kanwakea-fujita.hat…

「がん患者は看たくない」と言う医療者が多いのは何故か?理由を知ればバーンアウトは減る?④~「学んでいないことを吸収する恐怖」~

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 がん患者を看たくない何故そう思ってしまう医療者が多いのか? 理由を考えてみる記事…第④回になります。 kanwakea-fujita.hatenablog.com 前回は「死ぬ向き合うことの恐怖」と言う旨の記事を書きました。 kanwakea…

「がん患者は看たくない」と言う医療者が多いのは何故か?理由を知ればバーンアウトは減る?③~「死に向き合うことの恐怖」~

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 がん患者を看たくない何故そう思ってしまう医療者が多いのか? 理由を考えてみる記事…第3回になります。 kanwakea-fujita.hatenablog.com 前回は「自分の理想とするリハビリではない為」と言う旨の記事を書きまし…

【定員に達しました】終末期・緩和ケアの初回面接法 in埼玉

※ 参加定員に達しましたので、募集締め切ります。 こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 FBの方では少しつぶやいたんですが 今回、終末期リハビリについて講習会を開催することにしました。 テーマは初回面接について。 「終末期リハはどんなことをし…

「がん患者は看たくない」と言う医療者が多いのは何故か?理由を知ればバーンアウトは減る?②~「リハビリとはこうあるべきだ」という排他的志向~

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 前回の記事で「がん患者は看たくない」と話すセラピストがいるらしいと書いたところ。 「結構いるようだ」との情報を頂きました。(ありがとうございました) 私は臨床に出てから10年間、この分野にしかいないので…

「がん患者は看たくない」理由を知ればバーンアウトは減る?①

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 お久しぶりです、また少しずつやっていきたいと思います。 先日、こんな話を耳にしました。 とある急性期・回復期の病院が癌患者の受け入れを行います。という流れになったらしいのですが、 その中のリハビリ職員…

ホームページができました。

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。以前記事にした自費でのターミナルサポートケア ホームページができました↓ http://suisenka.com/terminal.html 自宅でのリハビリは訪問リハが既にあります。 わざわざ高い料金を払って自費で行おうとする方も少な…

最期まで父親としての姿を見せる

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 フェイスブックはこちら 終末期リハ、そして私の行っている自費リハビリテーション事業「ターミナルサポートケア」でできること。 2,息子に最後の父親としての姿を見せる 末期癌のBさんは体を動かすこともままな…

ターミナルサポートケアでできること。

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。前回の記事で意志表明しました自費リハビリの名称は(とりあえず)『ターミナルサポートケア』という名称にしました。これからしばらく当ブログでは、私の経験談をもとに終末期リハビリテーション、ターミナルサポ…

終末期の方への自費リハという選択

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 常日頃、緩和ケア病棟の患者様と関わっていますが、勿論自宅退院される方もおられます。 その中で言われた言葉 「退院してからどうしよう、リハビリもないし、訪問リハは週1回、初対面の人だったりするのも心配だ…

意見交換会を行いました

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 フェイスブックはコチラ 先日浦和の某喫茶店にて終末期リハビリテーションについての意見交換会をおこないました。 意見交換会といってもそんな大それたものではなくて コーヒー一杯で三時間ほど居座り、日々の業…

終末期におけるリハビリテーション⑤ 生活意欲の向上

こんにちは、終末期・緩和ケア作業療法士の藤田です。 諸事情ありまして、前回更新からだいぶ期間が空いてしました。facebookのほうでは時々つぶやいていますので、そちらもご参照ください。 今回は前回の続きになる 「生活意欲の向上」になります。 前回の…

終末期におけるリハビリテーション④~生活範囲の拡大~

こんにちは、終末期・緩和ケア作業療法士の藤田です。 おそくなりましたが新年あけましておめでとうございます。 年末年始、私自身も非常に忙しいかったです。患者様はもっと忙しく、人生をかけて生活をされています。 医療職として無闇に「がんばります」と…

終末期におけるリハビリテーション③~身体機能の再認識~

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です 終末期・緩和ケア分野におけるリハビリテーションの役割 今回は身体機能の再認識について 自己分析から得られるもの 前回の「自己分析」と重複する部分があります 医療者の介入ですべてではないにしても自己分析が進…

終末期におけるリハビリテーション~自己分析の促し~

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 おかげさまで前回の記事に多くのアクセスが付きました。 終末期におけるリハビリテーション①~関係性の再構築~ - 終末期・緩和ケアを専門とする作業療法士のブログ~死について、もっと前へ…~ それだけ終末期リ…

終末期におけるリハビリテーション①~関係性の再構築~

こんにちは、終末期作業療法士藤田です。 今回からしばらく、藤田の行っているリハビリテーションをまとめたいと思います。 今回は全ての基本 「関係性の再構築」について 信頼関係は全ての医療者が願うこと 恐らく多くのThがこれが大切だと思っているので…

終末期におけるリハビリテーション~はじめに~

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 先日「藤田さんは終末期の方に何をしているのかよくわからない」と言われました。 終末期・緩和ケア分野のリハビリテーションがまだまだ発展途上なのだなぁということをひしひしと感じました。 来年、勉強会を開く…

一般病棟での終末期患者様への介入。

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 先日、珍しく一般病棟の患者様を受け持つことがありました。 とはいえ、余命は短い月単位、脊椎転移が急激に進行し、不完全ながらも立位はほぼ不可能となった対麻痺の患者様です。 病状説明もまだされておらず、患…

ロビン・ウィリアムズ氏の自殺から考える今後の医療の在り方

こんにちは 終末期作業療法士の藤田です。 少し前になりますが、このような記事を見かけました headlines.yahoo.co.jp ロビン・ウィリアムズ氏が先日自ら命を絶たれ、衝撃が走りました。 その中で藤田が気になった文章以下の部分 2011年にロビンと結婚したス…

デスカンファレンスに参加しました②

こんにちは終末期作業療法士の藤田です 本日、2回目のデスカンファレンスに参加させていただくことになりました。 とはいえスタッフの皆様多忙の為時間は20分ほど。 以前のデスカンファレンスに望むことという記事を書きましたが kanwakea-fujita.hatenab…

終末期医療における「その人らしい生活」とは?

こんにちは、終末期作業療法士藤田です 先日珍しく緩和ケア病棟で自宅退院をされる患者様を担当させていただきました 無事退院することができまして、普段とは全く違う経験であり良い機会をいただきました。その時の話です。 退院をしたい強い気持ちが強い患…

最期までリハビリ介入をすることにどれだけ重みを置くのか?

こんにちは、終末期作業療法士藤田です 本日、病院に見学の方がいらっしゃいました。 同業者の方で、がん分野に携わるベテラン理学療法士さんでした。 緩和ケアのリハビリテーションをということで、見学に同席して頂き 重症度の高い患者様であり、深い鎮静…

終末期医療における「休みましょう」の責任の重さ

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です 先日の講演会で一番驚かれたことは 「リハビリのあとには必ずマッサージや、体をさするなどのリラクゼーションをしましょう」 という内容でした。 終末期医療、緩和ケアリハビリテーションにとって介入後マッサージ…

ご本人のHOPEとはなにか?

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です 先日、Rh介入をしているときにこんなことがありました。 予後が日単位となった患者様(半覚醒状態ではありますがY/Nは可能)にマッサージ介入をしていたところ、スタッフが病室に来室、その時の言葉 「藤田さん、電…

緩和ケアとリハビリテーションについて講演をしました。

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です (10月4日(日)~10日(土)) どうも今週一週間は緩和ケア週間であるとのことでして、初めて知りました。 [特定非営利活動法人 日本ホスピス緩和ケア協会] 詳細はこちらから。 ということで私もプログラムの中に入り、…

仕事を休むことに罪悪感が生じることはないですか?

こんにちは、終末期作業療法士 藤田です 先日体調不良を起こしてしまい、一日仕事を休みました。 体調管理はしっかりとしないといけないなぁと改めて反省しました。 おかげさまで元気になったんですが、ふと思うこと・・・。 仕事に出ると何となく患者様への…

自身のバーンアウトの傾向を知る

こんにちは、終末期作業療法士藤田です 前回バーンアウトについて書かせていただきました。 kanwakea-fujita.hatenablog.com 先日、私自身が「ああ、これが燃え尽き症候群の形なのか」と経験する機会がありましたので、体験談として記載したいと思います。 …

バーンアウトはなぜ起こってしまうのか?

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 前回の記事にて、終末医療に携わる者の根幹として必要なものは「他者の理解と存在の肯定」であると書きました。 kanwakea-fujita.hatenablog.com そして、その部分というものが なぜ終末期医療に携わる者が少ない…

終末期医療に携わる者の根幹

こんにちは終末期・緩和ケア作業療法士の藤田です 今回は患者様との介入の中で、まず心がけなければならないことについて、藤田の私見を書いていきたいと思います。 キーワードになるのは「他者の理解と存在の肯定」 ・・・そう書くと宗教的な文章に感じられ…

ご家族様のスピリチュアルペイン

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です 深い鎮静がかかった中での介入をした際、同席されたご家族様がつぶやきました。 「父が亡くなった時、服を着せようとしたら、まるで蝋人形のようにカチカチでまるでモノのようだったことがすごくショックだった。母…

終末期・緩和ケア分野を志す作業療法士が悩むこと

こんにちは、終末期作業療法士の藤田です。 先日癌終末期分野に携わって半年の作業療法士さんとお話をする機会がありました。 始めたばかりということで様々なことが難しい、大変であると話されていました。 その中で特に気になった点は 「Ptの希望に歩行練…

終末期リハビリOTがデスカンファレンスに望むこと

こんにちは、作業療法士の藤田です デスカンファレンスについて、藤田個人として望むことは 「先に進むことができるカンファレンスであってほしい」 それに尽きます。 もちろん「感情の吐露の場」として機能させることも大切ですが、やはり患者様が文字通り…

デスカンファレンスの意味はなんなのか?

こんにちは、作業療法士の藤田です。 「デスカンファレンスは何のためにやるのか理解できない、ただの傷のなめ合いに意味はない」 そんなことを同業者(終末期リハビリを分野にされていない方)に言われたことがあります。 一理あるなぁとも思いました。 そも…

デスカンファレンスに参加しました。

こんにちは、作業療法士の藤田です 私事になりますが、今日人生で初めてデスカンファレンスに参加させていただきました。 誘っていただいた病棟スタッフの皆様には感謝の言葉しかありません。 私が担当をし、先日逝去された患者様でした。多く悩み、反省し学…

終末期リハビリ治療のベースは関係性の構築~仲良くなることが治療ではない~

こんにちは、作業療法士の藤田です 前回、「癒すことが終末期リハビリにおける治療のカギである」といった話をしました。 今回はそのための土台となる 「関係性」について 終末期リハビリでなくてもリハビリの進み具合と言うのは関係性が取れるかどうかで変…

終末期・緩和ケアリハビリ分野における「治療」とは?

こんにちは、作業療法士の藤田です 「終末期リハビリって何をしているの?」 この分野で働かれている人だと言われることがあるかもしれません、私は時々言われます。 そして勘違いされるのは「治療をしないで楽しい時間を過ごす仕事」です。 その考え方も決…

終末期・緩和ケア分野の作業療法士藤田です

こんにちは、作業療法士の藤田です。 大学を卒業し終末期分野での臨床経験がはや10年となりました。 ただただ目の前の患者様とどのように関わっていくか…悩みながらの10年でした。 それなりに経験を積み、自分なりの考え方、向き合い方ができ始めると同時に…